インパルス試験について
瞬間的に高い圧力をかける任意のインパルス波形を設定し、圧力制御および変位制御をしたブーストシリンダによって波形通りに加圧。
2㎐程度までの周期で繰り返し加圧を行うことができます。
主に高圧で使用される 建機用の油圧ホース、塩ビ管をはじめとする水道配管、継手(チーズ、エルボー形状など)などを対象に行います。
水道用器具であればウォーターハンマー(水撃)などを想定した試験を行います。
脈動水圧疲労試験、JIS K 6330ー8 に対応する衝撃圧力試験にも対応します。
ホースや配管等がバーストするまでの時間や加圧回数(疲労寿命)を計測する耐久試験を行うことも可能。
オプションの試験としてインパルス試験と同時にホースに屈曲を与える試験をすることが可能です。
ホースの一端を油圧シリンダに接続し、接続したシリンダを設定したストロークと周波数に従って正弦波状に変位制御し屈曲を与える試験です。
建機が動く際の建機のホースの屈曲を再現しています。
既定のインパルス波形による加圧を行った後に、ホース、配管などの漏れ試験(リークテスト)を自動で行うことも可能です。
仕様
インパルス試験
ピーク圧力
60MPa
昇圧速度
600[MPa/sec]
加圧周波数
0.6~2Hz( 35~120cpm )

揺動試験
ストローク
±300mm
振動周波数
0.5Hz (Max)
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