多連式材料疲労試験機

供試体を高温槽内で任意の温度に加熱し、連続的に荷重を供試体に印加して疲労試験を実施

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多連式材料疲労試験機

装置は供試体に一定温度下で繰り返し荷重を加え、疲労試験を行ないます。制御系には電気・油圧サーボ弁を使用し、供試品にかかる荷重をコントロールする荷重制御系を構成しています。

供試体が破断したら試験を終了するよう、以下の制御を行います:

  1. 破断直前になると試料が伸びだし振幅荷重が下がるため、その閾値を設け、閾値に達すると試験完了とします。この閾値は使用者が設定できます。
  • 最大6台の試験機をコントロール可能
  • 各試験機本体には恒温槽が取付き、指定された一定の温度を維持しながら連続的に荷重を印加
  • 6台の試験機はコントローラからの信号により荷重の振幅、オフセット、周波数を制御
  • 周波数にかかわらず、一定振幅となるようにオートゲインコントロール機能内蔵
  • 試験の経過及び試験データはディスプレイに表示されると共にハードディスクに記録
  • オートゲインコントロール

仕様

制御方式

荷重・変位油圧制御

加振周波数

最大100Hz

最大荷重

±4.9kN

最大変位

±5mm

温度設定範囲

100~400°C

制御スタンド数

最大6台

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