簡易型加圧試験機

ホースやパイプ、容器等に圧力を加える試験(静圧・繰返し・破壊・耐久 試験等)がタッチパネルの設定で手軽に精度よく実施できます。 拡張機能で試験の状況を遠隔から確認する事も可能です。工場エアを圧力源とし…

, ,

簡易型加圧試験機の特徴

ご要望の多かった簡易型の加圧試験機を製品化しました。
ホース、容器などに対して精度の良い加圧試験が容易に試験可能となりました。

空圧式のため省スペース、高い静粛性能

1次圧に工場エア(0.5MPa)を供給し2次圧側は最大圧力8MPaまでブーストします。
2次側は水や作動油などの液体を用いお客様で使う流体の仕様も可能です。
但し2次圧側に空気やガスなどの気体や腐食性流体はご使用いただけません。
高圧を発生させるための油圧源等もありませんので静かな試験が可能です。
省スペース設計で設置サイズは幅600mm×奥行550mmと小さく、キャスター付きなので移動も可能です。(供試体を置くスペースは別途必要です。)

自由度の高い試験条件

操作画面例①-試験条件設定画面

設定画面例

圧力設定:最小圧力0.001MPa~8.000MPaまで、0.001MPa単位での圧力設定が可能です。
昇圧速度、減圧速度の設定も可能です。
一定圧力保持の時間設定も可能です。
破壊試験ではバースト検知し、ピーク圧力値を保持します。
最大24ステップまで段階的な圧力の設定が可能です。

操作画面例②-試験実施時の画面

リアルタイムで圧力値・圧力波形を表示させることが可能です。タッチパネルにより簡単操作。

様々な内圧試験に対応

印加圧力波形例①-繰り返し加圧試験

加圧繰り返し試験波形

印加圧力波形例②-静圧破壊試験

加圧波形を自由に設定

対応可能な試験
・静圧破壊試験
・加圧繰返し試験(加圧サイクル試験)

供試体の膨張量、試験圧力などにより対応可能な試験条件は変化しますが、
供試体を破壊させるまでの圧力や時間、加圧回数を計測する内圧破壊試験だけでなく、JIS規格(JIS S 3200)などに準拠した試験条件をクリアすることで製品の品質を担保する性能評価試験を行っていただけます。

製品仕様

制御方式

空気圧圧力制御方式

試験流体

油・水・その他

チャンネル数

1(配管分岐による複数の供試体接続は可)

最大試験圧力

[8.0MPa]

昇圧速度

1.5~5.0[MPa/min]

加圧精度

最大圧力に対して0.5%

一次電源

AC100~200[V] 単相 50/60[㎐]、500[VA]以下

供給圧力(一次空気圧力)

0.5[MPa]以上

装置重量

150[kg]

装置寸法

高さ1463mm×横幅600mm×奥行550mm

drawing

オプション機能

データ記録

  • ロギング機能により最大50万点の圧力データを記録することが可能です。
  • 圧力値を電圧/電流等のアナログ信号で出力することも可能です。
  • お客様の用意された圧力センサから出力されたアナログ信号で制御する外部圧力センサ制御も行えます。

遠隔操作

  • VNC(Virtual Network Computing)機能を使用することにより、お客様のPCへ遠隔での画面表示、リモートでの操作が可能になります。

受託試験について

本試験機を利用した内圧破壊試験、内圧耐久試験の受託試験も随時受け付けております。
行いたい試験条件や供試体のデータを下部お問い合わせフォームよりご入力いただきお気軽にご相談ください。

関連装置

お問い合わせ

個人情報の扱いについてはプライバシーポリシーをご参照ください。