恒温槽内に設置された供試体(冷凍サイクル部品)にサーボバルブで制御された加圧シリンダにより内圧を加える加圧試験機
最大100MPaの静圧を加え破壊圧力の計測も可能
- 試験回数は1~999,999回、最大6台の供試体を同時に試験可能
- 試験中にバースト確認を行う機能を装備、全台数がバーストするまで試験を継続
- 真空ポンプを装備することによりエアの抜けにくい供試体にも対応
- 供試体:船外機、カーエアコン部品(ラジエーター、コンデンサー、エバポレータ)ホース、硬質ポリ塩化ビニル管(塩ビパイプ)、水道用器具など
- 試験流体:冷凍機油、水、純水にも対応(要相談)
- 圧力容器の構造、液圧用鋼線、繊維補強ゴムホース、液圧用繊維補強樹脂ホース、水道用器具、硬質ポリ塩化ビニル管(塩ビ管)、塩ビ管継手、ポリエチレン管、ボリブデン管、各種バルブといったJIS規格に対応する耐圧試験、熱間内圧クリープ試験にも対応(JIS A 5350 JIS S 3200 JIS K 6741 JIS K 6743 JIS K 6742 JIS K 6762 JIS K 6769 JIS G 3454)
- 消防法に準じた機器の耐圧試験を行うこともできます
- 正弦波、三角波、矩形波など様々な種類の波形に対応できます
- 規定圧力下での保持時間も任意に設定できます
試験機の特長
加圧繰り返し試験では加圧ラインを2軸設け、高圧・低圧の同時試験が可能
油加圧だけでなく、実際の流体に近い水圧による加圧試験も可能
静圧破壊試験ではサーボモーター駆動ポンプ制御によってブースタシリンダを駆動し、供試体の破壊圧を計測
サーボ弁を使用することにより、立ち上がり速度のコントロールが可能
本試験装置はコントローラ、恒温槽、油圧ユニット、試験油槽、ブースタシリンダから構成
電気・油圧サーボバルブによる圧力制御系を構成
1%以下の加圧精度を実現。
仕様
制御方式
油圧 圧力制御
チャンネル数
加圧繰返 3ch × 2系統 静圧破壊 1ch
加圧繰返圧力
Max 40MPa
静圧破壊圧力
加圧サイクル
Max 100MPa
0.3~4Hz
温度仕様
-30~180°C